外壁塗装・屋根塗装 豆知識
知らないと損する基本知識を公開
あなたの住まいは狙われている
プロが得する外壁塗装の知識を教えます。
手抜き業者は見積書をごまかす天才
外壁塗装工事を業者にお願いして、全てを業者任せにしてしまうのは、とても危険な事です。
外壁塗装工事の見積書のほとんどが雨樋、破風その他の鉄部一式○○円と書かれており、シリコン塗装で、何のシリコンで商品名は何か？そして何回塗るのかは書いていません。その為鉄部の塗装については、一回塗りで外壁だけ３回塗るとか、ほとんど耐久性と耐候性を無視した見積書が約９０％以上の確率で存在するのです。
家族の大切な住まいを悪徳な業者に騙されないために、しっかりアドバイスいたします。
なぜ、破風板、屋根、雨樋塗装で見積書をごまかすか？
塗装工事は工事期間が基本的に短く、工事が完了すればすぐにお金が入金されます。その為、お金目当ての業者が数多く、特に雨樋、破風板等の細かい鉄部のカ所は１回塗りで、色だけ入れる業者がいっぱい存在します。そのような手抜きをすることで人件費を大きくカットし工事期間の短縮をして利益を上げているのです。信用できない業者はその他の鉄部シリコン塗装一式８万円とかで見積書を書いているので注意が必要です。
この場合、口頭でちゃんと３回塗ってくれるのですかと聞いたとしても手抜き業者のほとんどは書類に一式しか書いていないため返事だけでほとんど塗って行かないケースが多いので要注意です。
住宅の屋根と外壁を塗替えなければいけない必要性
塗装工事は住宅だけでなく、橋や車や船などあらゆるところに塗り替えが必要となります。塗替えが必要な理由には次のような理由があります。
塗装は建物の外観を美しく保つだけではなく、建物（構造躯体）を保護する大切な役割があります。建材は何年も雨水や紫外線にさらされたら、色あせたり腐ったりします。
それを防ぐのが塗装の役割です。雨水や紫外線などから建物を守るために塗り替えが必要と言うわけです。 放置しておくと、大きな出費が必要となりますので、適切な時期に塗替えを実施する事をお勧めいたします。
塗装の塗料の種類
塗料には、水で薄める水性塗料と、シンナーで薄める弱溶剤の溶剤塗料と大きく分けると２種類あります。
それぞれの下地の違いや、耐候性と耐久性に違いがあり、樹脂にも色んな樹脂が存在します。高価な塗料でも下地にあってない場合はすぐ剥がれてしまうという場合もありますので慎重に選ぶことが大切です。
- 水性系塗料と溶剤系塗料
- 水性塗料は水で薄めるから水性塗料といい、シンナー等の溶剤で薄める塗料を溶剤塗料といいます。早く説明するとマジックには水性マジックと油性マジックがあります。それと同じで塗料にも水性塗料と油性塗料の違いがあります。簡単に分けるとその違いです。
- 水性塗料とは？
- 水性塗料は水で薄めるため、臭いなどは一切しません、その為モルタル等の外壁に使われる事が多くあります。代表的な水性塗料にはゴムのように弾力のある弾性塗料等が代表的で、モルタルのひび割れなどの再発を防ぐには抜群の機能を発揮する塗料です。
デメリットは、耐候性では溶剤塗料より弱くなってしまいます。 - 油性塗料とは？
- 油性塗料は、水性塗料と違い厚塗りする事が出来ず、モルタル等の塗料で弾力を出すには無理な塗料です。その変わり、住宅で使われているトタン部分や、窯業系サイディング材、などではとにかく耐候性に強く、住宅の高耐候性には抜群です。代表的に使われている物では、船、車、橋、鉄塔、等があります。
デメリットは、シンナーの臭いがして水性塗料よりも塗料をシンナーや硬化剤などを混ぜて塗るので作業の難易度が高く、塗料が高価格になります。
塗装工法の種類
塗装工事の種類は大きく分けると３種類に分けられます。
それは、吹付け塗装、ローラー塗り、特殊塗装に分けられます。
それぞれの塗装の道具と内容の違いで、仕上がりのパターン（模様）が変わりデザイン性やこだわりの塗装が出来ます。
- 吹付塗装工事
- 特に多いのが新築の工事現場です。使う工具はエアーガンで中に塗料を入れてエアーで飛ばします。塗料の中に砂を混ぜて砂模様に仕上げるリシン柄や、特殊な柄のスタッコ柄やボンタイル柄等があり、それぞれのデザインの良さが演出できるのが吹付塗装です。
デメリットはエアーガンで吹付ける為、塗料の飛散が多く、隣の建物が近い場合や、狭い場所では出来ない場合が多いです。 - ローラー塗装工事
- 近年の塗替え工事で一番多いのがローラー工法です。主に塗替えなどのリフォーム工事に使われることが多く、吹付塗装と違い飛散がほとんどない為現在では主流となっております。
モルタルの外壁の塗替えなどでは、ローラーで塗料の厚塗りが可能の為、塗装後、ひび割れしにくい塗膜を作る事が可能で、手塗りで行うため厚塗りで丁寧な塗装の工事ができます。 - 特殊塗装
特別な道具やローラー等を改造し、特殊な外装をデザインする事ができます。
代表的なのが、弊社のデコレーションペイントで、特殊の工具で本物のタイル調柄に塗装し、個性のある住宅に仕上げて行きます。
その他にも、鏝を使った左官アートなどでは、春の桜の花びらや、秋の紅葉の葉っぱ等を左官の鏝で表現します。そうすると重みのある素敵な柄が表現されます。良く使われるのが、高級温泉旅館等の和室の壁の中にデザインで模様が入っています。
エアースプレー等を使ったブラックライト等のアートでは、幻想的な世界を演出する事ができます。この様に色々な特殊塗装が良く使われているのは、千葉県舞浜にある某大型遊園地施設等です。
